より線電線における公称断面積

仕事で中国における自称1.5sq(mm^2)の電線を眺めていたのですが、日本の1.25sq(mm^2)より細く見えました。
構成している素線をノギスで測定したら中国のは0.4mmでした。これって日本の0.9sq(mm^2)と同じなんですよね。
これは自称1.5sqでは無く1.0sqなんじゃないかな?1.5sqなら素線は0.5mmになるはずだし。
でも中国のYJVという規格(? 種類?)では1.5sqの次は2.5sqなんだよね。これだと0.65mmでちょっと足りないくらいか。

ちなみに公称断面積(S[mm^2])を算出するには、素線の直径(d[mm])と素線の本数(n[本])で算出できます。要するに、素線の合計断面積です。
S=(パイ×(d^2)×n)/4
です。
断面積22sqの素線直径2mmで7本だと、かなり近い値で22sqになるのですが、断面積1.25sqで素線直径0.45mmで7本だと1.11ではずれ気味。
ちょっと差が大きすぎるのでかなり悩みましたが、素線の製造上の限界で0.5mmピッチしか出来ないと仮定すると納得がいきました。
あやうく日立電線さまにメールフォームで”どうして?”と送ってしまうところでした。 ふぅ

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 ⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!!   
  ミ⊃⊂彡