元同僚というか・・・

大学4年の時に,同じ研究室の院生枠を争った人からお電話がありました.
自分はお互い合格したら別の研究室に行くからね.と言っていたのですが,彼が院試に落ちてしまっため自分はそのままの研究室に,彼は教授の紹介で就職しました.
その彼から,さすがに今の職場環境では体がきついから辞めるので,教授の面子のためにも先に話しがしたいのだが,教授は元気か?ということでした.
とりあえず,多分元気だよと言って,いろいろ仕事のことを話しました.

彼の会社はきちんと残業代が出るのですが,かなりきついようで午前様が多いそうです.
自分の会社は残業代が出ないと言うか,みなし労働裁量性というやつなので,残業なんて真っ平だし,会社の雰囲気としても納期と言うか発売日を先延ばしにしてしまう風潮なので,それに乗って早めに切り上げたり自分の勉強をしたりしています.

好きなことだけをやっていられれば良いのでしょうが,仕事となると納期からくる妥協というトレードオフが発生してしまうので,その辺をどう対処しているんでしょうね?

個人的なイメージでは博士課程や助手レベルなら好きな事をメインに研究が出来るのでしょうがそれ以上となると,社会環境や政治的な要因をベースにテーマを作り指導していかなくてはならないでしょう.

仕事はあくまでもエサを得るためだけの手法と割り切るにしても,給料が安いとかの問題もあるだろうし.

でもまぁそれも自分で選んだ道だし,本当に必要ならバイトでも副業でも何でもすればよいと思います.要は現在の自分のテーマと言うか何に最も時間を割きたいかを明確にして,それに合わせれる部分は合わせていく,と言うことだろうし,あわせきれなければ環境を大幅に変化させるしかないでしょう.
その意思が無い人や,このテーマみたいなものが無い人は真剣に生きているとは思いません.
真剣に生きましょう.