成果主義の先にあるもの

自分の勤めている会社では、一応成果主義を取り入れており、上位層になればなるほど、会社への貢献度というもので評価するようになっている。
この会社の利益への貢献を評価するというのは実質的には、数値目標でしかなくなっている。

数値目標である以上、営業ならいくら開発なら何件みたいな質より量の勝負になっていて、根本的なことを理解する間もなく、実装をつづける状態になってしまっている。

この会社に入って、何かを学んだという気がしないのは、この辺の根本を理解していない、する間が無いという状況にあるからではないか?という気がしてならない。

学校であればテストと完全な答えがあるが、実社会でそんなことはまれだろう。というか、これは評価者の側に同情して言っているのだけど。
彼らは、きちんと理解していない。経験上とりあえずの知識はあるが、どの程度本質まで理解しているかわからない。それの彼らの本質の度合いを評価できない自分も情けないが・・・

彼らの”今”の出力を見れば、違いを判断できるのだろうけど、そんなことは望めないし。

このまま量しか評価せず、質を評価せず*1いずれバブル期入社の二の舞になりかねない気がしてしまう。

*1:口先だけでなく我々の間違いを指摘できないと