色々

メモメモ。英語の短縮後の確認としても使えますね。

 「プロジェクトX」成功の原因は、プロジェクトを描くフォーマットにあった。つらいプロジェクト、成功への道は見えない。そこで「男たちの逆転をかけたドラマ」(だいたい番組開始35〜40分ぐらいだったか。「水戸黄門」を想起させる)が始まって、めでたくプロジェクトはうまくいく。

 多くの人々がこのパターンにはまり、日本PTA全国協議会は「プロジェクトX」を2003、2004年度の「子供に見せたい番組」に選定するまでになった。

 少し考えれば、この構図が欺瞞(ぎまん)であることはすぐ分かる。「男たちの逆転をかけたドラマ」を仕掛けなければならないという時点で、すでにプロジェクト管理は失敗しているのだから。

 プロジェクト管理の失敗を、現場の過重労働でかろうじてカバーするというのは、決して誇るべきことではない。むしろ失敗事例として研究すべき対象だろう。では、そんな事例に、なぜ我々は涙してしまったのだろうか。そこには「本当に意味のある労働」と、「なんだかよく分からないプロジェクトの神に捧げる供物としての重労働」を混同する、我々の心性があったのではないか。 

むぅ。プロジェクトXで見所というか注視していたのは、いかに部下をやる気にさせるか。その気遣いの方法が見れたときは満足できた気がしましたね。
特に好きだったのが、VHSの規格を作ったVictorのお話でした。確か初期の頃の話だったと思います。


会社での学習と自己実現が一致しているかのような、案内というか公報というか洗脳を会社側が仕掛けてくるので(自分の会社の場合ですが)これに乗せられると、どこまでも残業をいとわない人間になってしまうのでしょう。
大きな会社内では個人なんて歯車の一つでしかないし、補充が利かなくては成らないものだと思っています。だって、仕事や売上という点から見て個人の努力より、周りの連携に費やされる時間の方が大きくなりますからね。
小さな会社や、立ち上げたばかりの頃は連携などほとんど無く、個人の努力の方が大きいので頑張った分だけそのまま売上とかに反映されるでしょう。
その辺の切替が上手く出来ないから酷いことになるんでしょうね。


ある程度大きな会社に入ったなら、ほどほどに仕事をしつつ、回りとの連携を上手くやれるようにした方が、仕事としては上手く回るでしょう。