JAF車両規定 続き

昨日の件に関して、お返事を頂いた。
別のBlogであるため、どのようにやり取りをしようか悩みましたが(昨日の日記にひたすらコメント欄に書くのもどうかと思いまして)、頂いた返事をベースに返事を書いて、その記事をまたトラックバックしていこうかと思います。

まず頂いたお返事の全文。

トラックバックありがとうございます。
上田城攻防戦の管理人です。
私の書き方が悪かったので誤解を招いてしまったようで大変申し訳ないのですが、私の主張は『新車も旧車も走れる規定』がベストだと言いたいのであって、『新車でしか走れない』規定は反対だという立場です。新車投入はタイヤがもらえるような全日本でやればいいのであって、それを底辺にまで強要するのはどうかと思っています。車両規定の作り方一つで新車も旧車も戦える規定は作れるはずです。恐らくネックなのはタイヤサイズと車重。これを巧くコントロールすれば100%平等とは言いませんが、かなりいいところまでいけるでしょう。これはナンバー付でもコントロールできるはずです。とにかく今のジムカーナ界にこれ以上の出血を強いて耐えられる体力はないと思います。地区戦以上を見ているとあまり感じませんが、県戦レベルになるとひどい有様です。私は今後ジムカーナは衰退する一方です。ならば今ジムカーナをやっている人達を大事にして、終末への下り坂を緩やかにすることがジムカーナを少しでも長く存続させる手立てなのではないでしょうか。それには、現在の参加者を辞めさせない規定にして欲しい、それが出来るのが旧A車輌規定、もしくはB車両規定ではないかと考えています。
また、何かありましたらコメントをいただけますと幸いです。

まず

私の主張は『新車も旧車も走れる規定』がベストだと言いたいのであって、『新車でしか走れない』規定は反対だという立場です。

この点、誤読しておりました。申し訳ありませんでした。
ジョー上田様のところに、2009年の車両規定に関してどのような情報が入っているのか解りませんが、自分にはなにも情報が入っていないとい前提で話しをさせてもらいます。
とりあえず、個人的には2009年規定は”現行規定+S1500追加”程度で良いのでは?と思っています。
細かい改造範囲などに関しては、自分自身がまだ大して改造をしていない(LSDとパッドと足回り程度)ので良く解りません。
しいて言えば、全日本に参加するにはロールケージが必要という点に関して、必須から推奨に出来ないのか?と思います。
スピードが上がっているのが原因らしいのですが、それはコース設定の問題だろうしジムカーナである以上、回ってなんぼという思いがあります。
その辺JAF側から強制か指導ができないのかな?
コース認定とかライセンスとか税金ばかりで、責任を逃れるためのルール(ガードレールの設置とか)ばかりでなく、方向性を示して欲しいものです(なんか何処か身近な国の状況と似ているようないないような)。
ぶっちゃけスピード行事に関して言えば、現在世界選手権が存在しないのでFIAの下部組織としてのJAFは余り存在意義が無いと思っています。

新車投入はタイヤがもらえるような全日本でやればいいのであって、それを底辺にまで強要するのはどうかと思っています。

タイヤが貰えるというのは初耳です。はめ変えを無料でやってくれるというのは聞いたことがありますが。(もっとも山野哲也、田原憲、茅野成樹のようなトップドライバーはタダでもらえるでしょうけど)
多分S1500に関して新車を強要するイメージなのだと思います。
実際、中部地区戦とその下の東海シリーズではS1500で使用可能な車両の登録後年数は東海の方がゆるいです。つまり地区戦で使えなくなった車を、東海シリーズに流していく仕組みになっています。
これは、他人への譲渡を含むと思いますので、若手に地区戦で戦ったレベルの車を安価で入手させることで競技人口の維持もしくは増加を狙ったものになっています。
S1500は車両価格にも縛りがあったはずなので(確か150万か200万以内)、仮に300万ほどで作成して3〜5年後に半値ほどで譲る事が出来れば、上手く回るかも知れません。
ただ、前提として10年ほどはS1500が存在し続けなくてはなりませんが。



車両規定の作り方一つで新車も旧車も戦える規定は作れるはずです。恐らくネックなのはタイヤサイズと車重。これを巧くコントロールすれば100%平等とは言いませんが、かなりいいところまでいけるでしょう。

新車を混ぜて頑張っているクラスというと、N2でDC5インテグラ(販売終了していたので却下)、N3でエキシージ、N4は置いておいて(笑)、SA1でRX−8、SA2でエキシージ、SA3もN4と一緒で放置。
といったところでしょうか。
勝てないからといって車両毎に、最低重量を変えるのは面倒だと思うので、ベースの車両重量に対して何%以内(例えば98%とか)なら、重い車でも同じ割合だけ軽く出来るので良いかと思います。
それでも勝てるかどうかは別問題でしょうが・・・
あぁ あと工賃が重量に比例するようになるかも(笑)

とにかく今のジムカーナ界にこれ以上の出血を強いて耐えられる体力はないと思います。地区戦以上を見ているとあまり感じませんが、県戦レベルになるとひどい有様です。

関東の県戦は入門クラスだと思いますが、参加者が少ない(=レベルも低い)という意味なのでしょうか?
自分の所属するD地区(中部)は、キョウセイシリーズはかなり定員割れですね。今年は参加費の一部をスポンサードしてもらう事で1000円安くなっていますが、それでも悲しい限りです。
一方、同レベルと思われるG6の中部・関西は盛況の様です。
参加者のレベルが高いと入りにくくなると思うので、上位者はさっさと上級クラスに移行してもらったり、ワンポイントのレッスンをするなど、向上心を煽るような事は有っても良いかと思います。
ジムカーナの練習会で、初心者(ジムカーナをやろうと思った人間)向けに一通りの技術を指導する形式の練習会が無い(無いと思う)のも底辺が広がりにくい原因かと思います。
自分から指導を請うといっても、上手いかどうか解らなかったり、教えるのが下手な人とかとっつきにくい人とかいますしね。

それには、現在の参加者を辞めさせない規定にして欲しい、それが出来るのが旧A車輌規定、もしくはB車両規定ではないかと考えています。

とりあえず旧車両規定は知らないのですが改造範囲に関して、現SA=B、B>A>=現Nという事で話しをさせてもらいます。この点、違いがありましたら教えてください。
で、上田様の意見だとA車両のまま放置、もしくはSA車両として厳しい状況で走っている車が多数存在しているということでしょうか?
自分自身、新参者なので旧車両規定を懐かしむということが無いので、旧車両規定の良さを教えて頂きたいです。




VTECやFD3Sのターボの掛った音に慣れてしまうと、S1500の車なんか乗りたくなくなります。車高とかデザインの面でも、”その気”にさせてくれないのは辛いものがあります。
そのうち経済問題や家庭環境や、何かを悟ったら乗れるようになる日が来るのかも知れませんが。